デンマーク・ノルウェー・スウェーデン・フィンランド 4ヶ国の旅の
素晴らしかった感激をお伝えします。

バイキングで有名な北欧諸国、侵攻略奪で君臨したのは、千年以上も前のこと。
今は世界一の
福祉国家として、又中立国家として、穏やかな日々を送っています。
氷河期の遺産としての
フィヨルドや、沢山の湖と森に恵まれた大自然には、
目を見張る光景と、新たな発見があり、感激もひとしおです。
H22.9.28〜10.5



デンマーク コペンハーゲン クリスチャンボー城 (旧王宮・現在国会議事堂)
アマリエンボー宮殿 (現在の王宮)
ニューハウン (かっての船乗りたちの盛り場)
歩行者天国ストロイエ・王立公園・ラウンドタワー
DFDSシーウェイズ (オスロ行き豪華客船) 
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ノルウェー オスロ フログネル公園 (人間の一生を表した沢山の彫像)
国立美術館 (ムンクの「叫び」他 名画多数)
.
ソグネフィヨルド フィヨルドクルーズ (グドバンゲン⇒フロム) 
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スウェーデン ストックホルム 市庁舎 (ノーベル賞の受賞会場・晩餐会場
王宮 (国王の執務室)
旧市街 (ストックホルム発祥の地)
ローゼンダールガーデン (バラの谷公園・離宮)
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フィンランド ヘルシンキ テンペリアウキオ教会 (新デザイン・岩山の教会)
シベリウス公園 (シベリウスの肖像とパイプのオブジェ)
ヘルシンキ大聖堂 (ヘルシンキのシンボル)

 デンマーク

バイキング時代には、ノルウェー・スウェーデンも統治した大国であったが、
数々の敗戦が続き、現在の小国になった。(九州と同じくらい)
小国とは言え、かっての栄華が偲ばれる世界最古の君主国である。


コペンハーゲン

デンマークの首都、人口約140万の北欧最大の都市


クリスチャンボー城

1733年、コペンハーゲンに築かれた、デンマーク王室の居城
現在は、国会議事堂・最高裁判所・首相執務室等に使用されています。
隣接して王立図書館があります。

クリスチャンボー城前 クリスチャン9世の騎馬像  右は国会議事堂 左は王立図書館入口
国会議事堂入口 王立図書館前の兵器庫
王立図書館と噴水 噴水横  デンマーク哲学者キェルケゴールの像

アマリエンボー宮殿

デンマーク王室の現在の王宮
1794年、クリスチャンボー城が焼失したため、4つの貴族のために造営された、この宮殿に移住した。
それ以来、歴代の国王とその家族が, 4つの宮殿に居住しています。
正午には衛兵の交代式が行われます。


宮殿前の岸壁  左にビルゲイツさん所有の船 右前方は海軍基地 海軍基地の軍艦   風力発電機
アマリエハウン公園の噴水 前方に宮殿・教会 広場中心 フレデリック5世像  広場を囲んで、四方に4棟の宮殿 
 宮殿の衛兵(左手前の宮殿) 4棟にはそれぞれ王族が居住 宮殿の衛兵(右手前の宮殿) 正午に衛兵交代式
大理石のフレデリクス(マーブル)教会(1894年) 美しい教会の天井

市中散歩

昼食後、ストロイエ歩行者天国を歩いて、コンゲンス・ニュートウ広場
右手に運河クルーズ船を見ながら、ニューハウンへ入る。
かっての船員たちの溜まり場は、今は、カフエ・レストランが延々と並んでいます。
免税店を覗いて、Uターン。広大な王立公園を散歩。
最後に、ラウンドタワーに登って、市中を展望。

レストラン Cafe Halvvejen の昼食  オープンサンド
ストロイエ歩行者天国より コンゲンス・ニュートウ広場 運河クルーズ船  左岸がニューハウン
カフエの立ち並ぶニューハウン(500m) 免税店マリリア(激安?)
ローゼンボー城横の王立公園 広々とした王立公園

豪華客船の旅

DFDSシーウェイズ
コペンハーゲンからオスロへ、約16時間の船旅 船中泊
17時発 翌朝 9時半着
定員2026名の巨大客船 クラウン・オブ・スカンジナビア号 1994年建造

全長 170m 全幅 28m

クラウン・オブ・スカンジナビア号 上甲板尾部と救命ボート
上甲板尾部の大きな煙突 時間通り、音も無く出航(体感ゼロ)
DFDSターミナルよ、さらば オスロ港に入る
オスロの桟橋真近 オスロ到着のクラウン・オブ・スカンジナビア号


ノルウェー

スカンジナビア半島西側約半分、日本より若干大きい程度の国。(+熊本県)
西海岸のフィヨルドが特に有名。(世界遺産)
バイキング時代にはデンマークの配下に甘んじ、スウェーデンとも同君同盟で凌ぎ、
やっと独立出来たのは、1904年
その後も、第2次世界大戦では、ドイツに侵略される。
現在は立憲君主国で、GDP世界2位の福祉国家である。
ノーベル賞の平和賞は、ノルウェーが選考します。

オスロ

ノルウェーの首都、人口約60万 ノルウェー人口の12%




フログネル公園

約10万坪の広大な公園に、彫刻家ヴィーゲランが人間の一生をテーマにして刻んだ、
約200の彫刻が展示されています。
中央に立つ尖塔には、121体の人間が刻み込まれています。





スライドショーをご覧下さい。
下の画像をクリックして下さい (3秒間隔 38枚)

国立美術館

ムンクの「叫び」が目玉、他には、ゴッホ・ピカソ等の名画多数。
残念ながら、撮影禁止のため、写真は館外だけ。


美術館前の女性像 美術館入口と男性像



オスロ ⇒ ソグネ・フィヨルド地区(ヤイロ)

クローデレン湖 カフェで休憩 クローデレン湖
異様な姿 鏡面の悪戯 尖った先は? 鏡の湖 吸い込まれる美しさ
初めて観た、鮮明な鏡面の相似形 実物は上か下か? 湖畔の丘に建つ宿(ヤイロ)



フィヨルド クルーズ

世界遺産 ソフネフィヨルドの先端部
ネーロイフィヨルド・アウランフィヨルドのクルーズ
グドバンゲンからフロムまで約2時間、氷河の創った、世界に誇る深い峡湾・フィヨルドを体感
大自然の力の偉大さに圧倒されます。

スライドショーをご覧下さい。
下の画像をクリックして下さい(18枚 3秒間隔)





フロム ⇒ オスロ

専用バス 330kmの長旅

フロムを出て、すぐ世界一長いトンネル(24km)に入る 両端より掘削し、最後に接続貫通した場所 (青いLED)



オスロ ⇒ ストックホルム

専用バス3時間・列車3時間の旅。
列車が1時間20分遅れたが、これも話の種になる。
スウェーデンに入って、ひょろ長い白樺と沢山の小さな湖が延々と続いています。

カルルスタード駅  道路との柵は無い カルルスタード駅 約1時間の予期せぬフリータイム
ストックホルム行き国際列車  乗車率60% ゲルマンの国らしく、背高のっぽの白樺



スウェーデン

スカンジナビア半島を縦割りにした東半分がスウェーデン。
日本の1.2倍くらい(+北海道)の立憲君子国

バイキング時代は一時フィンランドを支配するほど、バルト海で活躍し、
デンマーク・ノルウェーと同君連合同盟を結び繁栄しました。
その後同盟から離脱して王政を敷くが、ロシア帝国やナポレオンに敗れ、
配下の領国を失ない小国となる。
1809年、立憲君主国となり、両世界大戦では中立を保ち、現在も福祉国家路線を歩んでいます。

ストックホルム

スウェーデンの首都。人口75万の水の都
北欧のヴェネツィアといわれます。
2年後(2012年)にはオリンピックが行われます。



ストックホルム市庁舎

ノーベル賞の授与式が此処で行われます。

             市庁舎入口               ノーベル賞授与式・晩餐会が行はれる「青の間」(当初設計は青だった)
ノーベル賞授与式の記録写真 市議会会議室  議員101人(内女性52人)
豪華な回廊 パーティーの行はれる黄金の間
市庁舎海側の庭 庭に続く海岸の女性像
市庁舎側壁 蔦の鮮やかな紅葉



旧市街 (王宮・ノーベル博物館

王宮裏の大聖堂(ストックホルム最古の建物) 王宮の側面 見学なしで通過 (部屋数608 1760年建)
王宮入口前の円形広場へ 王宮入口の衛兵  この広場で衛兵交代式が行はれます
広い円形広場を囲む宮殿
ノーベル博物館 ノーベル博物館入口 (ノーベル金メダルチョコ購入)
ノーベル博物館前の広場 広場横の古い歴史のある有名なレストラン



旧市街 ⇒ ローゼンダール・ガーデン ⇒ テレビ塔

展望台よりの眺め   ストックホルムは、14の島が橋で繋がった、水に浮かんだ島の都・水の都です
ノーベル賞受賞者が宿泊する豪華なホテル レジャーボートがいっぱい
ローゼンダール・ガーデンに入る
可愛い離宮 離宮裏の庭園
農園の見学
コンクリ−トのテレビ塔 頂上のレストランで昼食
テレビ塔からの眺望



フィンランド

バルト海の北端・欧州大陸最北の国。日本より若干小さい。(ー九州)
国土の4分の1が北極圏である。
バイキング時代には、スウェーデンに征服され、スェーデンがロシアに敗れると、
ロシアの配下になり、その後ナポレオンに侵略されたりしたが、
数世紀に亘り、主としてロシアの統治が続いた弱い国であった。
1917年に独立し、一時共産国であったが、ソ連崩壊後 西側陣営に入りました。(1994年 EC加盟)


ヘルシンキ

フィンランドの首都。人口60万の国際都市
両世界大戦での戦禍が少なく、ハイテク産業の成功により、世界一の
国際経済競争力を発揮しています。
1952年 オリンピック開催




テンペリアウ教会 (岩山の教会)

岩をくり抜いて作った、自由な発想、驚きのデザイン

テンペリアウ教会入口 テンペリアウ教会入口 頭上の十字架(奇抜なデザイン)
教会内のパイプオルガン 教会内部  (簡素な祭壇と変わった椅子席の配置)
石積みの壁  (荒削りなデザイン) 天井  (銅色の繊細なデザイン)



オリンピック競技場

栄光の名ランナーの記念像 (競技場前) オリンピック競技場



シベリウスの公園

シベリウス公園 ステンレスパイプを溶接して作ったオブジェ
作曲家 シベリウスの肖像 肉盛溶接で描く 素晴らしい造形アート



ヘルシンキ大聖堂

船乗りの開く、新鮮魚市場 ヘルシンキ大聖堂
ヘルシンキ大聖堂前の広場を、ぐるっと取り巻く、熊さん像の輪
田舎風のレストラン 旅の最後の昼食 (チキン料理)        17:15 ヘルシンキ発 名古屋空港へ、北欧にさよなら




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