ドイツ・フランクフルト空港経由、スペインの旧首都 バルセロナ へ。
 いよいよ、スペイン周遊の旅に期待が高まる。
世界遺産が36ヶ所もあるスペインは、古代ローマ と イスラム文明が融合共存し、
大切に保存されている。
地中海に面した南スペイン、アンダルシア地方は、世界屈指のリゾート地。


行程 : バルセロナ ⇒ タラゴナ ⇒ バレンシア ⇒ ラ・マンチャ ⇒
 グラナダ ⇒ ミハス ⇒ セビーリャ ⇒ コルドバ ⇒
 トレド ⇒ マドリッド


見どころ ( *印 :世界遺産 )

バルセロナ *グエル公園・*サグラダ・ファミリア教会・ピカソ美術館・
コロンブス記念塔
タラゴナ *水道橋
ラ・マンチャ 風車群
グラナダ アルハンブラ宮殿・*ヘネラリーフェ公園
ミハス 白い家の町並み
セビーリャ スペイン館・*アルカサル大聖堂・フラメンコショー
コルドバ メスキータ寺院
トレド 要塞アルカサル・大聖堂
マドリッド スペイン広場・プラド美術館・ソフィア王妃芸術センター




バルセロナ

グエル公園  (世界遺産)

色鮮やかなモザイクタイルで飾られたベンチが、広い展望台の周囲に波打つように配置され、
思わず幻想的な気分になる美しい公園。
ガウディはパトロン・グエル伯爵の依頼により、バルセロナの町を見下ろす高台に素晴らしい公園を作った。
展望台に降った雨水は展望台を支える柱の中を通って地下の貯水槽に溜まり、
シンボルのトカゲの口から落差を利用して自然に放水されている。
公園内には、ガウディの薄いピンク色の可愛い住居があった。

スライドショーをご覧ください。(18枚 3秒間隔)
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サグラダ・ファミリア教会(聖家族教会)  (世界遺産)

バルセロナの見所は何といっても、ガウディ設計による奇妙な格好をした異色の建築物。
1882年に着工して未だに未完成、未だ50〜100年ぐらいかかりそう。
キリスト教の12人の聖人をあらわす12本の鐘塔(107m)のうち、やっと8本が完成
更に中央にキリストの尖塔(170m)・マリアの尖塔(150m)と、
その周りに使徒をあらわす尖塔4本・福音家に捧げる尖塔4本が建設される予定。
建物の入口(ファザード)は生誕の門・受難の門・栄光の門の3方向。栄光の門は未だ工事中。
外壁にはいわくのある彫刻が盛り上がるように、ところ狭しと張り付いている。
内部はもちろん工事中で何もない。

スライドショーをご覧ください。(14枚)
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ピカソ美術館

撮影禁止のため、残念ながら画像は有りません。

ピカソの幼少(4〜14才)の頃の絵画(数々の肖像画)を見て、やはり天才だった。
晩年のおかしな絵からは想像できない。
幼くして、こんなにもまともな精細な絵を、画いていたとは、
驚き、今までの認識が変った。


コロンブス記念塔

平和の門広場に建つ、新大陸発見の記念塔(58m)





タラゴナ

古代ロ−マの水道橋 (世界遺産)

スペインではセゴビアの水道橋に次いで、2番目に長い水道橋。
紀元2世紀の大昔に作られたとは !!

タラゴナの水道橋 水道橋上部の溝(巾 約70cm)



ラ・マンチャ

風車群

初老の騎士 ドンキホーテの舞台となった ラ・マンチャ地方の カンポデ・クリスターナ、
観光用の白い壁の風車が並んでいる。
中に入ると、2階に風車の回転力で回る大きな石臼があり、
出来た粉は1階に自然落下して、袋詰めされる。

(参考:オランダの風車は水車を回して、水路の灌漑用に使われています)

風車群 屋根に接がれた腕木で風車の方向を変える
風車を敵と見誤ったドンキホーテ 風車の内部 石臼を回す歯車(2階)



グラナダ

アルハンブラ宮殿・ヘネラリーフェ公園 (世界遺産)

スペインで一番人気のある、アルハンブラ宮殿
15世紀末に、イスラム教徒、最後の砦となった美しい宮殿
1238年、この広大な土地(約4万坪)に城壁を築き、歴代21人の王が長年に亘って、
この王宮を造り上げた。
王宮の外壁は簡素だが、内部の天井・壁は繊細な幾何学模様で埋め尽くされ、
当時の王たちの贅沢な暮らしが、見えてくるようである
砂漠の民 アラブ人にとって、水は最大の恵であり、慰めであり、憧れであった。
多くの池や噴水が、壮大な宮殿を潤し、水の宮殿とも呼ばれている。・

スライドショーをご覧ください。(32枚)
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ミハス

白い色の町並みが続く高級リゾート地
南スペイン・アンダルシア地方の地中海沿岸に点在する白い村の一つ
太陽の海岸(コスタ・デル・ソル)と呼ばれる、こんな素敵な別荘地で、優雅なバカンスを
楽しむ著名人?が、ちょっと羨ましい。

白い家の街並み      白い家の街並み
有名なサンセバスチャン通り      綺麗だけれど狭い



セビーリャ

アルカサル大聖堂 (世界遺産)

南スペイン・アンダルシア地方最大の都市。
自由・奔放・情熱の女 カルメンの舞台となったところ。
1929年万博の開催地。当時のパビリオンが沢山残っている。
中でもスペイン館は大きく豪華だった。
アルカサル大聖堂は世界で3番目の大きさで、世界遺産。
大聖堂にはコロンブスのお墓があり、今年は500年目

スペイン館 万博のパビリオン 綺麗なタイル張りの欄干 スペイン各州のタイル壁画
黄金の塔 銀の塔 イスラムの王城・アルカサル
王城の中庭・後方 ヒラルダの塔 世界遺産・大聖堂  世界で3番目 黄金の彫刻
マリア像 ステンドグラス 4人の王が担ぐコロンブスの棺
フラメンコ ディナー ショー



コルドバ

イスラム寺院 メスキータ  (世界遺産)

8世紀イスラムの古都に建造された、
180mX130m 850本以上の柱に支えられたイスラム寺院 メスキータ。
紅白のアーチが続くイスラム建築の傑作。
1236年、コルドバはキリスト教徒に奪回され、イスラム寺院の中にキリスト教の大聖堂が、
建造されたが、大部分は温存され、イスラムの栄華を今に残しています。

イスラム寺院 メスキータ 入口 回廊に囲まれた中庭 イスラム建築の最高傑作
13世紀 キリスト教に奪回され、 礼拝堂がこのモスクの中に建造された
16世紀 中央の150本以上の柱が 取り外され大聖堂が作られた 花の小径  メスキータの塔が見える



トレド

古都トレド 街全体  (世界遺産)

首都マドリッドの南、車で1時間、3方をタホ川に囲まれた小高い丘の上に築かれた要塞アルカサルや大聖堂。
紀元前2世紀から中世に至る、古代ローマ・ゲルマン・イスラム・キリスト教文化の歴史が凝縮されている。
大聖堂はスペイン カトリックの総本山であり、現在でも篤い信仰を集めている。

古都トレドの全景 (中央の尖塔:大聖堂 13世紀 ・ 右:要塞アルカサル11世紀)
美術館のように絵画が飾られている キリスト像
大聖堂・カトリックの総本山  1227年 マリア像 豪華な王冠



マドリッド

スペインの首都

8世紀から15世紀に亘るイスラム教徒とキリスト教徒の激しい闘いが終わって、
16〜17世紀は、オーストリア・ハプスブルグ王家・18世紀は、フランス・ブルボン王家の支配を受ける。
その後100年以上に亘る内乱と共和制が続き、1978年 立憲君主国となる。


アルムテナ大聖堂 著者セルバンテス
プラド美術館 スペイン広場(ドンキホーテのモニュメント) ドンキホーテ主従

プラド美術館


世界有数の美術館といわれる、スペイン最大の美の殿堂

(撮影禁止のため画像は有りません)

宮廷画家 ゴヤの傑作 「カルロス4世とその家族」・「裸体のマハ」 1800年  は必見。
ベラスケスの「女官たち」・グレコの「聖三位一体」も有名。



ソフィア王妃芸術センター

現代美術の殿堂

(撮影禁止のため画像は有りません)

ピカソの大作 「ゲルニカ」 1936年 ゲルニカ町爆撃の惨状を描いた抽象画。
平和の尊さを訴えている。







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