中澤 吉です。 H17.5.25
4月19日から東大病院の整形外科に入院し、5月2日に手術
その後の経過が良好で、ようやく退院しました。
20年程前から首の骨の具合が悪く、脊髄を圧迫するため
手足がしびれる症状がありました。首の牽引などで何とか過ごして
おりました。
2月末にMRIなどで診断した結果、頚骨や首の椎間板などの変
形が大きいため、脊髄の圧迫は相当ひどい状況がわかりました
このままでは首から下が不随になる可能性が高いと診断され、ベッドが
空き次第入院治療と言うことになりました。
4月19日に急遽入院し、手術の耐力の詳細検査を受け(右腎臓の摘出
左肺上葉の摘出、糖尿病などの既往症のため)手術OKとなり、
5月2日に手術をしました。
手術は、背骨のNo2頚骨(首の骨)〜No8頚骨まで全ての骨を切開して
人工骨で固定して脊髄の通路を広くし、脊髄の圧迫を解放しました。
手術及び手術後の経過は良好で、長年悩んだ左手のしびれなどは全くな
くなりました。幸いにも手足の神経は全てOKでした。しかし長年使って
いなかった手先の筋肉はかなり衰えているので、今後のリハビリを懸命
に行わなければ、箸の扱いなど日常生活に支障が出ます。ダンベルやグ
リップで握力を鍛えると共に、幼稚園の遊戯のような指の訓練をしてお
ります。いずれにしろ、リハビリ次第で手足の全ての機能が正常になる
とのお墨付きなので、あせらずにじっくりとリハビリに努めたいと考え
ております。
しかし頚骨の手術のため、頭の付け根から背筋を20cmほど切り開いた
め、これらの場所の筋肉を切断し裁縫しています。このため手の動きは
全て正常ですが、肩や首周りの筋肉の凝りや張りで悩んでおります。身
体が起きた状態、すなわち首を垂直の状態にしていると、首が重くて1
時間も持たず、布団に横たわっている始末です。元気に退院しましたが、
殆ど布団の上で過ごしております。この回復にかなりかかりそうです。
しかし何れにしろ、手術は大成功で、あとは回復のリハビリのみですの
で心配無用です。
以上、近況報告です。このような状況なので、勝手ながらしばらくは幹
事役の仕事が無理ですのでよろしくお願いいたします。
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